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四つの市からなるひとつの土地

メディチ家のヴェルシリアは、トスカーナ州の領域であり、現在の、ピエトラサンタ市、フォルテ・デイ・マルミ市、サラヴェッツァ市、スタッツェーマ市に相当します。この地域は、1513年にローマ法王レオーネ10世の仲裁に基づき、ルッカの支配下を離れ、フィレンツェ共和国へ組み込まれました。それから1859年まで、ピエトラサンタ司法長官管轄地域（そして小教区主任司祭管轄地域）の名で、フィレンツェ共和国、フィレンツェ公国、最後にはトスカーナ大公国の領域内において、メディチ家のヴェルシリアは一つの特別領域・行政単位を形成していました。したがって、レオーネ10世の仲裁は、決定的な方法で文化と伝統の独創性を生み出すことに貢献し、深くヴェルシリアの歴史と発展を形作ったといえるでしょう。

 

ルッカ歴史研究所・ヴェルシリア歴史局の発案で、メディチ家のヴェルシリアの四市は統一して、仲裁記念500周年を祝うことを決定しました。この祝賀は2013年一年中を通して行われます。

 

準備やイベントの統一ポスター広告のプロモーションは、リッカルド・タラベッラの統轄の下、ドメニコ・ロンバルディ（ピエトラサンタ市市長）、ウンベルト・ブラッティ（フォルテ・デイ・マルミ市市長）、エットレ・ネーリ（セラヴェッツァ市市長）、ミケーレ・シリカーニ（スタッツェーマ市市長）により構成された推進委員会に一任されています。

 

推進委員会の傍らには、祭典の公式プログラムに組み入れられるべきイベントについての専門的意見を請うための学術委員会があります。学術委員会の所属者は、アントニオ・バルテッレッティ、ルージ・ボーシ、カルロ・カルリ、ジュゼッペ・コルドーニ、フランコ・ダッツィ、パオラ・レンミ、ロレンツォ・マルクッチェッティ、エツィオ・マルクッチ、フランチェスコ・モラビト、ジョヴァンニ・パドローニ、コスタンティーノ・パオリッキ、パオロ・ペル、マリア・カルラ・プッチ、ジュリアーノ・レベッキ、ウンベルト・セレーニ、アンドレア・テネリーニ、ルイージ・サンティーニ（コーディネーター）です。

 

なお、役員会は、ミケーレ・モラビト、リッカルド・ビアージ、セルジョ・テデスキ、メラニア・スパンピナート（コーディネーター兼出納官）、ルイージ・サンティーニ、シモーネ・トニーニのメンバーで構成された組織事務局を活用しています。